何よりも一番最初は、頭の中にあることを書き出す

自分の人生をよりよくするにはどうしたらよいか、と思ったら、まず最初は書き出すことです。


①自分の頭の中にぼんやりとあることをノートに書き出す。
・自分が大切と思う価値観
・人生における方向性
・人生における目標
・生きている間に必ずやりたいこと
・行ってみたいところ
・欲しいもの

※ラフで構わない。


②ノートに次の見出しをつけ、見出しに対してできそうな行動を書き出す。
・5~10年後にはどうなっていたいか
・3~5年後にはどうなっていたいか
・1~3年後にはどうなっていたいか
・今年中にはどうなっていたいか
・半年後にはどうなっていたいか
・3か月後にはどうなっていたいか
・1か月後にはどうなっていたいか
・今週やることは何か
・今日やることは何か

※見開き2ページで1項目使う。


③各項目で、書き出した中で特に大事な5つに丸を付け、その優先順位をつける。


④今日やることの優先順位の1番から取り掛かる。


⑤定期的にノートを見返す。

 

大切なことは、はっきりと言葉にしてみることです。
頭の中で思い描くばかりで、気づいたら年老いているのはあまりにももったいない。
言葉にして行動できそうなことを見つけて、実際にやってみるのです。

 

書き出すことは、無駄な回り道を避けるのに役立ちます。
もし「人生の方向性」と「今日やること」が矛盾していたなら、すぐに軌道修正できるのです。
それを繰り返していくことで、人生の精度を上げていくのです。

 

最初は、「見出し」と「箇条書き」と「優先順位」があればよいです。
重要なのは、中身です。
ノートのデザインや清書のことを考えるのは後回しでよいのです。
それよりも、自分が書き出したことに矛盾や違和感を感じ、修正して一貫性を持たせたり、バランスをとったりすることの方が重要なのです。

 

結局、その人にとってより良い人生を楽しむとは、さっさとやることを決めて、さっさと終わらせる、ということなのです。
頭の中にあることを、さっさと書き出して、さっさと済ませましょう。